Lesson2-2　色のイメージ・心理的効果　その2（黄色・緑色・黄緑色）

このセクションでは、「黄色・緑色・黄緑色」のイメージや心理的効果についてご紹介します。それぞれの色について、特徴をしっかり確認していきましょう。

黄色のイメージと心理的効果

黄色は、実りある穀物や光り輝く太陽の色として親しまれている色です。
光や黄金などのきらめくイメージをもつ色で、人々にとっては希望の色でもあります。

とても目立つ色のため注意を引く色として、サッカーのイエローカードや工事現場のヘルメットなどでもよく利用されています。

光、黄金、レモン、バナナ、はちみつ、ひまわり

希望、喜び、幸せ、明るい、チャーミング、ユーモア、人気者、注意、警告

周囲から注目を集める色であり、身につけると社交的な気持ちに導いてくれます。

山や草原など自然のイメージと直結しているのが緑色です。

森林の中で過ごすようなフレッシュでリラクゼーションあふれる感覚を得ることができる色です。
安全・安心なイメージを受ける色でもあります。

山、森、草原、植物、ピーマン、ブロッコリー、信号

癒やし、調和、安心、安全、平和、新鮮、若い、エコ

スマートフォンやパーソナルコンピュータなどの電子機器を長時間利用して目が疲れたときには、癒やしの働きをもつ緑色を積極的に見つめて休憩しましょう。

仲良くしたい特定の人がいるときは、緑を身につけることでリラックスして接することができます。

新緑をイメージさせる黄緑色は、未熟で若々しい印象をもつ色です。

自然に関係した色のため、草原や森にいるときのようなリラックスを感じることができます。

草原、森、若葉、メロン、ライム、子ども

ナチュラル、フレッシュ、若々しい、穏やか、優しい、子どもっぽい、未熟

黄緑色は若々しいフレッシュな気持ちにさせてくれる色です。
気持ちを前向きにして新しいことに挑戦したいときに、積極的に取り入れたい色です。

観葉植物などのインテリアを住居に取り入れてみると、その生命力を感じることができるでしょう。

以上、このページでは、「黄色・緑色・黄緑色のイメージと心理的効果」について学びました。
次のセクションでは、「青色・紫色・茶色のイメージと心理的効果」について引き続き学んでいきましょう。