SNSには、「Facebook」や「Twitter」など文字を使って意見交換をするものもあれば、
「Instagram」のように写真を使って交流するものもあります。
そのようなSNSに共通しているのが、「さまざまな場面で文字を使って情報を発信する」ということです。
文字だけの投稿に加えて、「写真の中に文字を入れる」、「タイトルやキャッチフレーズなどに文字を使う」などSNSを利用するときには、文字を利用する場面がたくさんあります。
そのため、SNSで情報を正しく伝えるためには、文字の活用方法について知っておく必要があるのです。
このセクションでは、SNSで文字を活用する方法として、「文字が主体のSNS」、「文字の色にこだわろう」について学んでいきましょう。
文字が主体のSNS
文字を使ったSNSでは、伝えたい情報をわかりやすく伝えることが大切です。
もし情報がわかりにくいと、伝えたい内容が歪んで伝わってしまう可能性もあります。
とくに拡散性が大きいSNSでは、想定していた内容とは異なり、誤った情報のまま多くの人に伝わってしまうかもしれません。
そうなると、炎上トラブル(※)に巻き込まれてしまうかもしれず、最悪の場合は失言の責任をとらなければならなくなるかもしれないのです。
正しい情報を伝えたい人に的確に伝えるため、ぜひ色の力を活用してみましょう。
詳しくは次の項目で確認していきましょう。
※炎上とは、Web上においての失言などによって投稿者本人が批判に晒されるなどの現象のことです。
文字の色にこだわろう
文字を見たときに近くに色があると、内容を理解するために時間が必要になることがあります。
これは、言葉を理解する早さと色を認知する早さがそれぞれ異なることで起こる現象だと言われており、「ストループ現象」と呼ばれています。
ストループ現象とは
たとえば、次に書かれたAとBの文字を左から右へと順に読んでみてください。
A.赤、青、橙、緑、紫、白
B.赤、青、橙、緑、紫、白
しっかり読めましたか?
Bに書かれた文字を読もうとしたときには、文字の内容と色の印象が異なっているため混乱しそうになったり、答える時間が遅れたりしたのではないでしょうか。
これが「ストロープ現象」です。
文字に色を使うときには、文字の意味と色がもつ印象を統一する必要があることをしっかり理解するようにしましょう。
このセクションでは、「SNSで文字を活用する方法」について学びました。
文字に直接色をつけられないときには、文字の近くに画像やイラストを配置してみると目に情報が入りやすくなります。
さまざまな方法に挑戦してみるとよいでしょう。
次のページでは、引き続き「SNSで文字を活用する方法」について学んでいきましょう。