ここでは、「カラーセラピーとは」、「カラーセラピーを行なうためには」、「カラーセラピーで何をしたいのか考える」について解説します。
カラーセラピーについての基本的な内容になるので、しっかり学んでいきましょう。
カラーセラピーとは
カラーセラピーは、カラー(色)でセラピー(治療)をすることです。
日本語では「色彩療法」や「色彩心理療法」とも呼ばれます。
色がもつさまざまな意味や効果、働きなどを利用しながら問題を解決していく方法です。
インド、古代エジプト、中国、ギリシャなど数千年前の時代から長く利用されてきたのがカラーセラピーです。
飲食物に光をあてることで色のもつエネルギーを体に取り込んだり、太陽の光を利用して治療室に使ったりするなど世界中で色の力を利用して治療を行なっていたのです。
カラーセラピーを行なうためには
カラーセラピーを行うためには、まず色に関しての知識を増やすことが大切です。
これまでの章で学んできたような「色の見え方」、「色がもつ心理的な効果」、「色を見ることで起こる変化」などの幅広い知識が必要になります。
知識を学んだあとには、ぜひその色を利用してコミュニケーションを行っていきましょう。
前回学んだセクションのように、自分自身と対話して深層心理を探ることもあれば、
家族や友人など親しい人からの悩みを聴くこともあるでしょう。
もしかすると、カラーセラピーを通じて自分や周囲の人にとって、人生が変わるぐらいのセラピー効果を得られるようになるかもしれません。
色は人間に対してさまざまな働きを示します。
それを応用することで医療や福祉などの施設において、心と体のバランスを整えていく働きも期待できます。
自宅で手軽に行なえる方法も多数あります。
まずは試してみたいときに気軽に行なえる点もカラーセラピーの魅力です。
カラーセラピーはさまざまな場所で応用が可能で、複雑な道具も必要ありません。
さらに積極的に取り組みたいときにはカラーセラピーでどのような目的を達成したいかを考えておくことが大切です。
次の項目で詳しく確認していきましょう。
カラーセラピーで何をしたいのか考える
カラーセラピーを学ぶ上で大切になってくるのが、学ぶことで達成したいことがあるかどうかです。
「目的意識」がある方の場合、積極的に学んでいく姿勢を自然と身につけることができます。
たとえば、自分や周囲の人を癒やしたいのか、プロのカラーセラピストになりたいのかでは学ぶ姿勢についても異なってくるはずです。
目的は色について詳しく知りたいだけでもかまいません。
好きな色に囲まれたいから学びたいなど気軽な気持ちで学ぶこともよいでしょう。
日常生活では、さまざまな物がもつ色に接する機会があります。
カラーセラピーを学びながら、色から何を感じるのかを確認していくのもとてもいい経験になります。
学ぶ機会は幅広い人に与えられていますが、カラーセラピーで何をしたいのかを明確にしておくことで、さらに得がたい知識や経験を身につけることができるようになるのです。
このページでは、カラーセラピーについて解説しました。
次のセクションでは、「チャクラとカラーセラピー」について引き続き学んでいきましょう。